処方せんについて

 病院や診療所で医師の診察を受けたあとに、お薬のかわりに「 処方せん 」が渡されることがあります。「 処方せん 」にはお薬の名前や種類、量、使い方が記載されています。この処方せんを保険薬局にもっていくと、薬剤師が薬の量や飲み合わせ等を確認の上、調剤します。患者さんには、処方せんと引換えにお薬が渡されます。この仕組みを「 医薬分業 」といいます。
 医療の高度化とともに機能分化が進み、現在の医療には様々な専門分野があります。それぞれの専門家がチームワークを組み、協力し合うことでよりよい医療の提供が図られています。この医薬分業も、医師と薬剤師が協力して、患者さんにお薬をより安全に使っていただくための制度のひとつです。

 処方せんの有効期限は、 発行日を含めて 4日以内 」です。保険薬局の休業日も含まれますので,御注意ください。例えば、5月2日に発行された処方せんを、5月3・4・5日が休業日の薬局に5月6日にお持ちいただいても,その処方せんは有効期限切れとなります。
 

Q1.処方せんのメリットは何ですか?
 A1.処方せんにはお薬の名前や種類、量、
使い方が書かれています。この処方せんを
保険薬局にもっていくと、薬剤師が薬の量や
飲み合わせ、患者さんの体質等を確認の上、
調剤します。
 現在の医療は高度化とともに機能分化が
進んでおります。診療の専門家である医師と
くすりの専門家である薬剤師が協力できるば
かりでなく、患者さんへの薬の詳しい説明や、
市販薬・健康食品・他の医療機関からの処方
薬等を総合的にチェックすることで、患者さん
にお薬をより安全に使っていただくことができ
るのです。


Q2.お薬だけ欲しい場合はお医者さんに
行かなくても薬局で購入できますか?

A2.いいえ、原則としてできません。
薬剤師は、お医者さんの診断の結果、
症状に応じて出された「処方せん」に
もとづき調剤しますので、その都度受
診して、処方を受けてください。

 


Q3.最近はくすりをおいているお店が増えましたが,どこでも処方せんによる調剤はできますか?
A3.「薬局」であればどこでも処方せんにより調剤できます。「薬局」の表示がないドラッグストアやコンビニでは調剤できません。保険がきく薬局には「保険薬局」、「保険調剤」等の表示がされています。
 
 

Q4.処方せんを薬局に持って行くと、
調剤の前にいろいろ聞かれますが、なぜですか?

A4.お薬を安全に使用していただくために
必要なことをお聞きします。例えば、以前に
お薬で副作用やアレルギーが起きたことは
なかったか、他にどんなお薬を服用してい
るかなど、処方せんの記載どおりに調剤し
て問題がないか確認します。なお、一度お
聞きしたことは薬局で記録 (これを「薬歴」
といいます)しておき、次回の調剤に役立て
ます。
 かかりつけの薬局を決めておくと、あなた
の使用するお薬(複数の医療機関からのお
薬や大衆薬,健康食品等)の重複や相互作
用をチェックできるので、より一層安全なお
薬の使用が期待できます。
 なお,お聞きした個人情報は薬局で厳重に管理され,流出することのないよう細心の注意を払っております。詳しくは「 個人情報について 」をご覧ください。   

 

Q5.家で寝たきりの祖父がいます。薬局の薬剤師が自宅に来てお薬の説明や介護用品の使い方などのアドバイスしていただけると聞いたのですが?
A5.はい。処方せんによるお医者さんからの指示・要請で、薬局の薬剤師が患者さんのお宅へ伺い、必要なアドバイスを行ったり、お薬に関するご相談に応じます。
ご自宅の近くの薬局をあなたの「かかりつけ薬局」に決めておけば、こんな面でも便利で安心です。


Q6.薬局へファックスで処方せんを送ることができると聞きましたが?

A6.かかりつけの薬局に処方せんをファックスで送っておくと、比較的待ち時間が少なく,お薬を受け取ることができます。その際,必ず「 処方せんの原本 」を薬局へお持ちください。FAXはあくまでもお薬の準備をあらかじめ行なうためのものです。
 諏訪薬剤師会では大きな病院のロビーにFAXコーナーを設けています。ご希望の薬局を自由に選ぶことができます。送信は無料です。ご利用ください。